年金開始年齢70歳へ…「老活」ススメ


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年金開始年齢70歳へ…というニュースが今月初めに報じられましたね。少し驚いた方もおられると思いますが、これはオーストラリアでのことです。2035年に実施予定ということですが、かなり危機感があるようです。

同国の65歳以上の高齢者の数は、今後30年間で約350万人から約700万人へと2倍に増加し、全人口の約22%を占めるようになると予測しているためだそうですが、一方、我が国はどうでしょうか?

総務省が15日発表した2013年10月時点の人口推計によると、15~64歳の生産年齢人口が32年ぶりに8千万人を割り込んだ。65歳以上の高齢者(老年人口)の割合は数値を公表し始めた1950年以降、初めて25%を超えたとのこと。 もうすでに65歳以上の人口が25%を超えている我が国の年金開始年齢が依然65歳…もちろん、延長の検討はされていますが…もちろん、オーストラリアの年金制度と我が国の年金制度には違いはありますので、一概に比較はできないと思いますが…

まずは、実態把握をすると私たちも安心してはいられなくなる?ことがお分かりいただけるでしょう。脅かすわけではありませんが、オーストラリアの年金制度のベース部分(老齢年金)は、どちらかと言えば、我が国の生活保護制度に近いと言われています。財源は主に税金です。したがって、年金保険料の未納といったことは起きないということです。

一方、ご存知のように我が国の年金制度の収支は積立金の取り崩し、税金投入そして未納などで先行き大きな不安要素があることは否めません。さらに、公務員の共済年金は厚生年金に比べ、支払額(年金額)が保険料を大きく上回っており、さらに一人ひとりの年金額も厚生年金より多いという矛盾?した制度となっています。一時期、100年安心年金?といった言葉もあったようななかったような…とにかく、何とかなると思っていても、そう簡単ではないことも十分に認識しなければなりません。

今回は少し皆さんを驚かせた感は否めませんが、決して大袈裟なことを言っているわけではありません。「老後は自助努力で!」を念頭において、できるだけ早い時期から、「老活」をして「あなた任せ」ではなくご自身で準備していきましょう。