住宅ローンの金利選択を考える


住宅街住宅ローンをお考えの方の最も大きな関心事は金利選択ではないでしょうか?
最近では一昔前と違い住宅ローンの金利情報は各金融機関のホームページなどで居ながらして容易に入手できます。
また、いろいろな考え方の専門家(特にファイナンシャルプランナー)の意見などもネット上に錯綜しています。
何が真実なのか? なかなか判断が難しいですね。
そこで今回はこんな悩みをお持ちの方に少しでもお役に立てばと思いお話したいと思います。

・・・変動金利か固定金利か・・・

まずは変動金利か固定金利かですが、先行きの金利情勢をどう考えるかで選択肢が分かれると思います。
先行き金利が上昇するとお考えの方は固定金利を選択するだろうし、金融緩和は今後も継続され当面金利上昇はないとお考えの方は変動金利を選択すると思います。
また、こんな考え方もありますね。
基準金利からの引き下げ幅の大きい方を選択する。
この場合は銀行によって基準金利そのものが異なる場合があるため、一概には引き下げ幅だけでは決められないですが…以上が支払利息軽減を主に考えた場合です。
そして、もう一つの考え方はライフイベントですね。
収入観点では、数年後に給与がUPする、または、奥様が職場復帰して収入増になるなど…支出面からですと、子供の教育費がかかる期間は安定させたいなど、それらの期間を想定して変動金利を選択(5年間は返済額は変わらない…)または3年、5年、10年などの固定金利型を選択することが良いと思います。

・・・住宅ローンの初めの一歩・・・

そして、金利選択を決定した後が最も重要な銀行選びとなります。
釈迦に説法かもしれませんが、銀行によって金利水準は大きく異なります。
金利が低いからと言って審査が厳しいとも限りません。
銀行選びという住宅ローンの最初の一歩を間違えると大きな差が出ます。
どうか慎重に銀行選びをしていただくことをお勧めします。